人と被らない財布

世の中には様々な財布があります。
個性的な財布を求める方もいらっしゃれば、シンプルな財布を好む方もいらっしゃいます。
店舗にいらっしゃるお客様の中には、“他人とかぶらない財布”をお探しの方もいらっしゃいます。

かわいい財布を探している女性の方もいらっしゃいますし、フォルムにこだわったセンスのいい財布をお求めの方まで、レディースやメンズにこだわらず“自分好みの財布”を求めて3〜4年も探し続けているという方も、中にはいらっしゃいます。
その定義は千差万別、まさに十人十色といった感じです。

財布に対して求めるものが人間それぞれ違うのですが、それは何も形状のみならず“財布の素材”にこだわる方もいらっしゃいます。
財布の素材によっても財布の寿命は変わってきます。
■フェイクレザー
フェイクレザー(革ではありません)などのビニール素材、プラスチック素材は2〜3年が寿命と言われていて、経年変化などは期待できません。
■床革型押し
床革に型押しを施した革で、フェイクレザーではないので、プラスチック製品ではありませんし本物の革には違いがありませんが、革の吟面(表面)ではないので、経年変化や使用年数には不安が残ります。

■一般的なレザー
牛馬豚などの革の吟面を使用したものは、天然皮革の風合いをお楽しみいただけますし、経年変化はそれぞれの仕上げによる表情の変化をお楽しみいただけます。
また、フェイクレザーと比べても使用年数は長く、使い方次第によっては10年以上はお使いいただけるでしょう。
■エキゾチックレザー
珍しく希少な革を総称した呼び名です。
有名なところでは、クロコダイルに代表されるワニ革や、ダイヤモンドパイソンなどのヘビ革、リングマークリザードやテジューなどのトカゲ革がありますが、それ以外にもガルーシャとも呼ばれているエイ革、シャーク(サメ革)、ハープシール(アザラシ革)、カバ革、ゾウ革等、非常に表情豊かな様々な個性的なレザーです。
見た目の“美しさ”や“希少性”だけでなく耐久性にも非常に優れた革たちです。

“風水的にも非常に縁起が良い”とされていて、「鬼滅の刃」的な言い方をすると『革の中の柱たち』と呼べるかも知れません。
革財布の選び方については、『プロが教える革財布の選び方、おすすめのメンズブランドから選ぶポイントは!?』をご参照ください。

革の素材の他にも“財布の色”についても、皆さま生活スタイルや風水的なことを含めて様々な視点で財布を選ばれているのではないでしょうか?
“財布はお金にとっての家”とも考えられるので、非常に愛情を持って選ばれている方も多数お見掛けします。
財布と風水については『財布と風水』で何色かに分けてご紹介しています。

変わったデザインだけではなく財布の実用度などを重視されるかたもいらっしゃいますし、レディースなのか?メンズなのか?等を気にされる方もいらっしゃれば、ご自分の感性で選択される方もいらっしゃいますね。
財布を買い替える時期では『春財布』 や『秋財布』などで縁起を担ぐ方もいらっしゃいます。
春は芽吹きの季節ですし、秋は収穫時期です。

春財布を買うタイミングは、冬至の12月21日〜翌年5月5日の立春前までなら良いと言われています。
またお財布を使い始めるタイミング同様「虎の日」を狙って買うのもお勧めです。
「虎の日」は金運の象徴なので、使ったお金が返ってくると言われています。
虎の日以外にも財布の購入に縁起が良いとされている日は、「大安」「一粒万倍日」「巳の日」「己巳の日」「甲子の日」「天赦日」「新月」「満月」があります。

個人的には、財布に関して想うことは、余り流行を追いかけるものではないのかな?とか思っています。
“流行とは”読んで字の如し流れ行くものでありますが、財布とは“あなたの相棒”であり、ある意味“あなた自身”でもあるし、“お金を留める”ものであり、お金を増やしていく“お金の家”でもあるからです。
ですので、あなたが「欲しい!」と思ったものを、あなたのタイミングで縁を結ばれることが大切なことだと思っています。

一本の大きな樹木から創られたヴァイオリンから美しいメロディーが奏でられるように、自然界の生命の軌跡を宿したエキゾチックレザーの財布をパートナーにするのも一興かと存じます。
エキゾチックレザーの財布であれば、「人と被らない個性的な財布」という点でも、ハイブランドに負けない美しさと贅沢感をご堪能いただけるかと思います。

◇皮と革について
◇合成皮革はレザーじゃない?
◇希少にして繊細な革エキゾチックレザーとは?
◇『エキゾチックレザー(革)情報の豆知識とエトセトラ』
◇財布と風水
◇製品について
◇コンセプト
◇Re-Boneとは
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