薄い・軽い・美しい

『キャッツアイ-Cat's-eye』 カロングという蛇
個性的な斑紋や鱗模様を持つヘビ革は、皮革ファッションには欠かせない素材のひとつです。ヘビは地球上に、11科417属2389種存在すると言われています。
エキゾチックレザーと聞いて連想するのはクロコダイルやパイソンなどの革ではないでしょうか?
それ故に“持つ人を選ぶ”イメージがありがちなエキゾチックレザーの中にありながら、“控えめな高級感”を感じさせる革、それがカロングです。
『キャッツアイ Cat's-eye』と呼ばれる猫の目を持ち、ヘビらしいウロコを持たない希少な‘幻のヘビ革’

非常に薄くて軽量なのに、丈夫で美しい革、“カロング”です。
その薄さや軽さに加えて、『落ち着いた高級感』を感じさせる革でもあります。

ブランド物の財布も欲しいけど、皆と同じものは持ちたくないし、クロコダイルの財布もよく見かけるし、誰も持ってなくて“知られざる革”みたいな希少性が高い素材を使った財布が欲しい...そんな風に思っている方にはピッタリの革素材です。
【『キャッツアイ Cat's-eye』カロングとは】
ヤスリミズヘビ(一般和名); カロング
商業名:Karung Snake
学名:Acrochordus javanicus
アジア南部からオーストラリア北部の淡水に分布する。
有鱗目ヤスリミズヘビ科に属する。
皮がヤスリのようにざらざらしていることからこの名が付きました。
そのざらざらとした感触が、鞣されることによって非常に柔らい革としての変貌を遂げて、適度なフィット感と高級感へと昇華されます。
正に天然皮革の持つ“生命の軌跡”と“人智との融合”です。
また、カロング革その特徴としては‘蛇らしくない蛇’とも言えます。
というのも、カロングは蛇革なのに、通常皆様が蛇革と聞いて連想されるようなウロコがありません。


※ダイヤモンドパイソンとカロングの画像ですが、同じヘビ革とは思えない表情の違いがみてとれると思います。