【“生まれ変わる財布”リボーンウォレットが生まれた背景】
出会いと別れの中で感じたこと
なかなか自分の思った通りにならない人生の中で、『出会いと別れ』もまた自分の意思ではどうにもならないものの一つだと思います。
人は皆、それぞれのバックボーンを持ち、その中で生きていきます。
それは例え兄弟であっても、二人として全く同じものはありません。
この世に生まれたあの日のように、突然の“出会い”があり、また突然の“別れ”を繰り返しながら時を刻んでいくことを“生きる”というのかもしれません。
自分が子供の頃に聞いていた音楽が、子供の教科書に使われていることを知って、時の流れを感じると共に、自分の“親”のことを感じたりもします。
まだ子供だった自分が、いつの間にやら親となり、自分の親を見送った時に、両親の気持ちに触れることができたような気がしました。
太古の昔から、人間はそうやって時代を紡いできたのだと知りました。
そんな人間が築き上げてきた文明が、革新的な進歩を遂げている時代といえるであろう現在
この十数年間でインターネットやスマートフォンの普及によって、コミュニケーションの取り方などが変わってきました。
地球の裏側の人とコミュニケーションをとることだって可能な時代です。
“知らない友達”が、どんどん増えて、本当の友達が誰なのかすら考えてしまうこともあります。
遠く離れた人とはコミュニケーションをとれるのに、すぐ隣の人の顔さえも見ない電車の中では、たまに違和感を覚えることもあります。
どんどんデジタル化していく時代の中で、やはりどこか“アナログ”的な部分は必要なのではないのかな?と、個人的には思います。
目に見えないデジタル(電波)が、地球の裏側までの距離を縮めてくれたことは、大変便利なことだし有り難いことです。
それだけに、見えないもの(想い)を紡ぐ物質的なアイテムの必要性を感じております。