亀梨和也さん『ファッションのこだわりは他人と被らないこと』
先日、日曜日の朝のTVの一言インタビューで、KAT-TUNの亀梨和也さんが答えていたものです。
『自身のファッションのこだわりを、一言で表すなら?』と問われた亀梨さんが答えた一言が
『他人と被らないこと』でした。
僕は正直に『素敵なことだなぁ』と思いましたし、“時代の流れ”を感じました。
小学生の頃の僕は、ファッションに全く関心が無かった為か、一年中半ズボンに半袖Tシャツで過ごしていました(+_+)
おまけに、当時一緒に遊んでいた同級生に先日会ったとき『よく左右で違う靴下はいてたよね』と言われて思いだしましたが、左右で違う靴下はもちろん、靴下をはかない日もあったような...それくらいファッションに関しては無頓着な子供でした。
【自分の中に価値観を持つということ】
日本人は、どちらかというと他人からどう見られているのかということを気にする傾向があります。
その時代の学校教育なども関係しているのかもしれません。
有名ではないけれど【自分がいい】と思った物を持つよりも、【誰でも知っている有名な物】を持った方が、周りの人たちから羨ましがられることで、満足感が満たされるのではないでしょうか。
面白いもので、国が変われば考え方も違うので、ヨーロッパなどでは、他人と同じブランド物を持つ人よりも、有名ブランドではないけれど、その人の価値観で良いと思った物を持つ人の方が、その人のセンスを評価されたりするんですよね。
本当にそのブランドのことを理解して、その魅力からそのブランドの物を持つことは評価されますが、そのブランドグッズを持つことによって他人から評価されようとしている人は、逆に“その人の中にある価値観は、その程度のもの”と理解されるからです。
他人と自分が違うことは当たり前で、自分をどう表現していくのか?といった考え方からくるのではないでしょうか。
西洋の包丁は押した時に切れるが、日本の包丁は引いた時に切れることも、“押す(出す)文化”と“引く文化”の違いが感じられるような気がします。
僕自身は昭和の生まれですが、やはりどこか“他人と違う自分”というものを自信を持って見せていくというのは、勇気がいる時代でした。
僕は無頓着な人間なので、あまり気にしていませんでしたが(-_-;)
【“他人と自分が違う”は、当たり前】
父が仕事で世界中を飛び回って、様々な国の方々と交流をしていたので、『他人と違うことを恥じるな!』とよく言われていました。
あと、『外国人と会ったら必ず宗教のことを聞かれるから答えられるようにしておくように』とも言われました。
日本では、宗教に関心が薄い傾向にあるけれど、宗教はその人間の人格形成をする上での重要なものだから...と。
宗教を知ることで、その人間の考え方の根幹を知る...みたいな考え方なのかな?と思います。
その昔、小学生だった頃の授業に「道徳」というものがありました。
ある意味この「道徳」が、僕にとっての宗教だと思っています。
“人としての大切な思いやり”などをビデオ映像を見て学んで、話し合う授業だったと記憶していますが、授業の時間にビデオが見られるというだけで嬉しい時間でもありました。
話しが脱線してしまいましたが、外国では宗教で戦争になってしまうほどに、人々が大切にしているバックボーンなのだと思いますし、それだけ外観以上に大切にしているものが、その人の内観であり歴史であるのだと思います。
(きれい事ばかりではないところも人間らしさだとは思いますが)
何が良い事で、何が悪い事なのか?を考える基準が宗教なのだと思いますが、信仰する宗教がある方は別として、単一の宗教を持たない日本人にとっては、“道徳”がそれにあたるような気がします。
ファッションというものも、宗教などが反映されているものだと思いますね。
それらを、より突き詰めていったものが“美学”であったり、“哲学”につながっていくのかと思いますが、自分はそれほど難しいことは考えられないので、よくわかりませんが、「思いやり」は“人として”大切なことなのかな...とは思っています。
【多次元国家としての日本の将来】
今、世界は加速度的な発展を遂げていますよね、“携帯電話”が世にでた時は、大きなIDO電話だったのに、それが“アッ”という間にコンパクトになって世界中に広まったと思ったら、スマホが普及して、世界中の人と繋がれるようになり、相互情報発信できるようになり・・・反面、電車の中などでは隣の人の顔も見ないような不思議な光景もみかけます。
想像を越えたスピードで世界は変貌を遂げています。
地球の裏側の人とも容易にコンタクトを取れる時代では、その民族のアイデンティティーも変貌を遂げていくことが考えられます。
何処の国で生まれ育ったという宗教的な考え方よりも、自分の中に存在する“人間らしさ”のようなものが大切な言語となる時代になっていくのではないかと思います。
(根幹的な部分では、民族的なアイデンティティーが、骨子になるのではないかと思いますが。)
そういった、これからの時代は“自分らしさ”といったものを持つ意識が、とても大切になっていくと思いますし、亀梨和也さんが仰られた『他人と被らないこと』といった意識を持つことは、これからの時代では特に大切なことなのではないかな?と思いました。
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